警察庁によりますと、去年1年間に警察に届け出があった認知症の行方不明者の数は前の年よりも1073人増えて1万8709人となり、統計を取り始めた2012年の9607人から、10年間でほぼ倍増し、最多を更新しました。(22日発)
高齢化の進展とともに、認知症患者数も増加しています。「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」の推計では、65歳以上の認知症患者数は2020年に約602万人、2025年には約675万人(有病率18.5%)と5.4人に1人程度が認知症になると予測されています。
若い人は、「へえそうなんだ」と言うばかりかと思いますが、認知症の方を介護している人にとってはほっておけない話題かと思います。
認知症で徘徊をしてしまう人は健康で健脚であることが多く、「孫の家に行かなきゃとか」とか「買い忘れたものを買いに行かなきゃ」と目的を持って家を出るので移動速度が速く、すぐに遠くまで行ってしまいます、二、三分後に気付いても発見が難しいことが多いのです。
認知症の方を介護している施設長からの依頼でご準備したのが、この音声通話GPS時計です。GPS装置は色々製品が出ているんですが捨ててしまったり紛失してしまう事や、もし位置が分かってもどの様な状態なのかが分からないで迎えに行く間に事故に巻き込まれたりするので苦慮しているとのこと
「見えないものを可視化する」を目標にしている私たちは・・思いを具現化しました。
見失ってからスマホ操作(アプリ必要)で30秒以内に位置を確認でき、すぐに電話でお話できます。
これまでの困ったから改善したのが、①紛失の心配のないウェアラブル思考の腕時計にしたこと、②失踪してもすぐに音声通話ができるので動かない様に伝えられること、③相手が電話に出なくとも自動で通話状態にできる機能により状況を確認できること、④遠隔から体温が測れるので夏の熱中症対応もできることなど
重要なことはコストですGPS時計の価格だけでなく通信料も、介護をしている方の負担を考えて、ウェアラブル電話としては破格の 16,000円(税抜)、通信料は音声SIMの利用料で通常使用で月額1000円程度です。
この音声通話GPS時計をしていれば、認知症の方は徘徊でなく散歩になり気分も晴れます、介護の方は安心で多少の息抜き時間もできるのではと考えています。
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