国民の10人に1人が80歳の時代に突入

我が国の総人口(2023年9月15日現在推計)の内、65歳以上の高齢者(以下「高齢者」といいます。)数は3623万人、総人口に占める割合は29.1%と過去最高になりました。


今後、高齢者比率は高まるばかりです、ひとり世帯高齢者数500万人を超えるとのデータもあり、ひとり高齢者を見守るシステムの登場が急がれます。
デジタル技術を利用した見守り機器が多数発売されていますが見守る側も高齢者になり、操作の簡素化等もう一歩工夫が必要ですし、行政機関の協力も不可欠です。


65歳以上7.2人に1人が認知症を発症し徘徊の恐れ

高齢化の進展とともに、認知症患者数も増加しています。「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」の推計では、65歳以上の認知症患者数は2022年に約443万人、2030年には約523万人(有病率14.0%)と7.2人に1人程度が認知症になると予測されています。

認知症は脳の病で、発症初期は脚がすこぶる元気な方が多いので徘徊に至るケースがあります。徘徊って、失踪時に、夢遊病のようにふらふら歩いている訳では有りません。本人は「XXに行かなきゃいけないの」等、急いでお出かけのようにスタスタ行動します。

想定よりも早いので居なくなって2-3分もすると見えない範囲に移動しているので複数人で探してもすぐに探し出すのは厳しい、一人で認知症の方を在宅介護しているケースでは、本人が起きてるときは目が離せないので洗濯物を干したりチョットした時間も不安だと聞きます。
かといって「ここに座っていて!」「それ駄目」など行動を強要するとご高齢の方の大部分は自尊心が高いので、困った行動が増える事になり逆効果、優しく接することが大切です。

本人はお出かけ気分で無心に目標に向かっていたけれど、突如、次の目標にスイッチして家に戻ろうとしますが帰路を忘れて帰れなくなります、結果、歩き回り、当然疲労がたまってきますから、立ち止まったりあちこち見回したり座り込んだりして「徘徊の人」らしき行動に変わります。
ここで親切な方に保護されると良いのですが、体力が落ちているので、転倒したり、時間帯によって夏は熱中症、冬は低体温症などが心配です。
保護されれば QRコードを利用した身元確認システム等は各地で整備されています。

最も心配な事は、この
無心に目標に向かう初期の時間帯が最も危険なのです、車の往来の激しい通りを歩いたり、バスに乗ったり、線路を歩けば行けると踏切に入り込んだり、これこそ二次被害が起こる時。姿が消えてから動き回り疲れて休むまでの30分程が最も危険な時間帯です。

NHK 初回放送日:2023年11月20日 クローズアップ現代 認知症行方不明者1万8000人の衝撃 が放送されました。
認知症の人の行方不明を防ぐには 対策まとめ - クローズアップ現代 取材ノート

「見えなくなってから15分が勝負、すぐさま位置を特定し安否を確認したいものです」

とにかく、今どこにいるのかが分かれば保護に向かえる。
そこで登場したのがGPS衛星の位置情報を利用した”GPS端末”で「小型が良い」と同じような箱型が多数製品化されています。



「GPS端末"は小さければが良い」とばかりエンジニア思考で同じような箱型が製品化されていますが、この形状が折角の効果を妨げています。
そもそも患者本人はこの箱型装置の意味が分からない所にポケットに入れたりキーホルダーの様につり下げられたりすると自分には不要なモノとして捨ててしまう例が報告されています。
また、1分以上の間隔で表示する機種ですと表示の場所に行ってみると対象者が場所を移動してしまい出会えないケースも発生します。NHKの番組内で紹介されたGPS端末では5分毎の表示で表示された場所に行っても居ない状態が続き2時間後に出会えたとしてました、2時間では遅過ぎです二次トラブルが起きなかった事は不幸中の幸いで良かったです。

二次被害トラブルの回避について
無料で簡単導入ができる「QRコード認証方式」は保護されて始めて効果を発揮します、保護される前の徘徊行動時の二次被害防止に全く効果はありません。
現行のGPS端末ですが、位置が分かったとしても本人がどの様な状況でいるのかが判断できない為に二次被害トラブルの防止には効果を期待できません。二次被害を防ぐことができるかと言えばNOです
「大変だ踏切の近くにいる!」と分かっても保護する向かえ到着までの間で何が起きているのか分からないの「とても不安だった」とお聞きしています。

そこで、「認知症ケアの真髄」の著者でもある元浴風会ケアスクール校長の"服部安子先生"の「腕時計なら今のご高齢の方は大切にするから腕時計型を作って」とのアドバイスが有りました。
そこで、腕時計型GPS端末を開発、単に形を腕時計にしただけでなく二次被害を防ぎ徘徊患者を不慮の事故から守る重点機能を搭載しました。



位置の確認などの操作は、スマホやパッドにアプリ(課金なし)をインストールして利用します。
(GPS腕時計やパッドにもスマホと同様に音声SIMを入れる必要があります)
 アプリが立ち上がっていれば、ワンタッチ10秒ほどで位置が特定できます。



二次被害を守る機能とは:リアルタイム位置情報、音声通話機能、音声モニター機能、ビデオ通話機能です。

音声通話機能があると「今どこ、座って待っていて」とか、本人(徘徊患者)が電話をとらなくても着信音で近くにいた方で対応いただけたケースがありました。更に、ビデオ通話機能で顔を見ながら本人周辺の状況を把握することができます。これは携帯電話です。



着信音が鳴っていると、徘徊患者(本人)が気付かなくても周りが気付いてくれますから
危険な方向に行けば注意してくれますし、電話に出て安全な場所に誘導してくれたりします。

音声通話GPS腕時計は、二次被害トラブルを未然に防ぎます。

この音声通話GPS腕時計には、別途、音声SIMが必要になりますが月額通信料は800円~1000円程度です、役所で見守り機器への月額補助金の設定が有るのでお尋ね下さい。

メルカリSHOP から購入できます。

・音声SIMが必要になります。
・GPS時計にSIMの通信設定が必要になります。
・スマホにアプリの設定が必要になります。

高齢者の6人に1人は認知症を発症すると言われ、発症初期に徘徊が増えると言われています。
徘徊で起きる二次的な被害を防ぐために音声通話GPS腕時計を全国にお届けしたいと考えています。

◆ご利用には少し面倒な部分が有ります。
1)音声SIMを利用しますが、音声SIMの購入契約には携帯電話同様に本人確認証明が必要になります。
2)音声SIMをGPS時計に入れて設定をする必要があります。(弊社での代行も可能です)
3)スマホにアプリを入れてGPS時計と紐づけする設定が必要です。

徘徊患者の介護者を助ける音声通話GPS腕時計のお取次ぎにご興味有れば下記にご連絡ください。

contact24@animentalstudio.jp

GPSwatchPanf

上記からGPS時計のパンフレットがダウンロードできます。



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