スモール店舗もデジタルサイネージ

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知人がマーケティング・プロモーションを管理する小規模ショップ100店舗余、新橋の焼き鳥屋さんで聞いた「季節イベント毎に各店舗のポップを提案しデザインし印刷して納品するのはコストに合わないんだ」の話、ネット印刷の普及で印刷代に利益を載せるのは厳しい昨今、デザインはともかく何度も各店舗を打ち合わせて動く時間がコストに跳ね返る。

確かに、パンフレットなどは、メチャ安い価格で一週間足らずで印刷が上がって来る、レイアウトのデザインができる人ならば難なくこなせるが、客先の”ご意向”を修正していく時間が大きく響くのがよく分かる気がする。

小規模ショップの会計デジタル化は、PayPayの100億円キャンペーンを機に一気に広がった気がする、精算がデジタル化するのは店にとって小銭お釣りの対応や日々の集計が無くなり、店舗運営が商品展示や仕入れに集中できてとてもありがたい機能だと考える、オーナーとショップ管理者の異なるケースでも不正がなくなり大助かりだと聞いている。

次なる小規模ショップのデジタル化だが、誰もが「これだ!」と考える集客へのSNS発信だ、これはインスタだ、TikTokだ、Youtubeだ、Pinterestだ、と様々な媒体を通して皆さん頑張っている。

勿論、なんと言っても商品が一番大切、ネット時代は良きも伝わりますが、悪しきの方が伝搬率が高いので厄介です。話題の「根拠なき誹謗中傷」が最も厄介かもしれない。

小規模ショップは、通販とは異なるので、商品展示もとても大切な仕事。技能検定の商品装飾展示技能士が制度化されているように”ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)”はセンスと学びです。

ビジュアルマーチャンダイジングの作業内容

  1. ショップ内装プランの構築:
    • ショップの内装やレイアウトを計画し、什器やマネキンの配置を行います。これにより、商品が見やすく、魅力的に表示されます。
  2. テーマに基づいたイメージプランの作成:
    • デザイナーやブランドが発信するテーマに基づき、ショップ内でのイメージを視覚的に表現します。これにより、ブランドの世界観を消費者に伝えることができます。
  3. ディスプレイの変更とメンテナンス:
    • 商品の陳列やディスプレイを定期的に更新し、常に魅力的な売り場を維持します。これにより、顧客の購買意欲を維持します。
  4. 販売スタッフのトレーニング:
    • 販売スタッフに対して、商品やブランドの魅力を伝える方法を指導し、顧客とのやり取りを円滑に行うための支援を行います。
  5. 売上に対する意識:
    • VMDの成果は売上に直接影響します。したがって、売上目標を達成するための戦略を立て、実行することが求められます。

ビジュアルマーチャンダイジングに求められるスキル

  • ブランドに関する知識:
    • ブランドの特徴や魅力を理解し、それを視覚的に表現する能力が必要です。
  • インテリアや建築の知識:
    • ショップのレイアウトや内装をデザインするために、インテリアや建築に関する知識が役立ちます。
  • 英語力:
    • 海外ブランドや市場とのやり取りが必要な場合、英語力が求められます。
  • トレンドウォッチ:
    • 常に最新のトレンドを把握し、それをショップ演出に反映させる能力が重要です。

色々書いてありますが、「如何に商品を際立たせてお客さまの心をキャッチするか

その最初にあるのが、お客様の足を止めるポップであるので、無くす事は出来ない。
ポスター型のポップも良いですね、でも、”スピード感がキャッチーになる時代”
HOTなニュースに直ぐに連携して、お店の商品を訴求することが出来ると、下手なキャッチより目にとまり効果が高まります。

デジタルサイネージの効果的な点

リアルタイムでの情報更新
デジタルサイネージは、リアルタイムで情報を更新することが可能です。これにより時間帯や状況に応じた柔軟な情報発信が可能になる。
視認性の向上:
高輝度の液晶パネルやLEDパネルゆえ、視認性が高く、特に屋外に向けた使用に適している。
情報量の多さ:
静止画だけでなく、動画や音声も利用可能で、多くの情報を短時間で伝えることが出来る。
コスト削減:
印刷や貼り替えの手間が省け、長期的にはコストを削減できる。
スケジュール管理:
24時間365日、スケジュールに基づいてコンテンツを自動的に切り替えることが可能。
ターゲティング:特定の時間帯や場所に合わせたターゲティングが可能で効果的広告が実現できる。

「いい事づくめは分かった」・・「でも初期投資が大き過ぎる、サブスク方式でも安くない」
 殆ど、ここで話が終わっていた。

しかししかし、当社では、27インチの4Kモニターが激安で大量に確保できました。
これに20万円の映像制御BOXでは、元も子もないので
天下の RaspberryPi に登場願う、それも2万円の RasPi5 でなく4000円以下のRasPi zero 2で行ける。

実験的に作っても見たら、結構イケる。
但し、店舗の方はプログラマーではないので、Powerpoint や Keynoteで作られたコンテンツファイルを映像フォーマット .mpg4 にして、ドロップすれば変更出来る様にすること、更に、コンテンツを自在に変更できる様に映像制御BOXにチャンネルスイッチを付けて、コンテンツを切り替えられる様にした。Python Programmer の技を少し使った(笑)

とにかく、びっくり価格で店舗にデジタルサイネージがやって来ます。

これで、店舗の方々のクリエイティビティが高まれば幸いです。

第二弾は、お客様の行動をAIで検知してコンテンツの自動切替機構をアップデートで搭載します。
それも激安で・・・

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